全ては“自分”が始まり

自分が前。

ことの始まりは“自分”ですか？

ほとんどの人が逆のことをして生きています。

苦しい時や、何か上手くいってないと思う時、

大抵、この“逆の発想”をして

生きている時です。

例えば、

お金の為に自分の人生を使って、自分がいる。

仕事の為に自分の人生を使って、自分がいる。

家族の為に自分の人生を使って、自分がいる。

こんな風に、

自分が“1番最後”になっている。

誰かや何かの為に、人生を使うのは

私たちは『良い』という風潮で

教育を受けていますが

しかし、まず自分自身がいることで

この世が始まっている。と、いう事を

しっかり理解しておくといいでしょう。

自分の人生を生きている様で、生きていない

ほとんどの人が物事を自分より“前”に置いて生きています。

私も『子供の為に…』と、したい事を我慢して

過ごした時期がありました。

「人生なので誰かのために生きるのは当たり前じゃないか」

そう思う人もいるかと思います。

しかし生きて行く中で、誰かを失うことや、

何かを無くしてしまうことだってあります。

この図のように、自分の人生につらなることを、

失うこともあるでしょう。

例えば、震災で家がなくなること等も。

家、家族、お金、仕事、親、

友達、恋人、社会、世間…

それらがなくなっても

自分と、自分の人生

は残ります。

しかし、始まりの「自分」が消えてしまったら…

自分につらなるものも

一瞬にして全部消えてしまいます。

自分自身が消えるとは、

肉体が死ぬと言うことや

存在自体がないと言う考えがありますが、

生きながら「自分を生きていない」というのも同じことです。

“自分の人生を生きてない”ことなので

自分の人生に連なっているものも

自分じゃないもので出来上がっていると言うことです。

自分が消えてしまったら

一瞬にして全部、

消えてしまうということです。

この世、この世界は

自分が生きているから

見たり聞いたり感じたり、

捉えたりすることができます。

全ては自分がいなければ

始まりません。

自分がいなくなったら

何一つ始まりません。

もしあなたが親でしたら

「子供がいるから自分がいる」

のではなくて

「自分がいるから、子供がいる」

なのです。

あなたが結婚しているのなら

「夫がいるから、私がいる」

のではなく

「私がいるから、夫がいる」です。

私がいなくなったら、夫が居る事すら

わからなくなってしまいます。

何であっても、人生の軸は自分です。

「仕事があるから、私がいる」

ではなく

「私が仕事をする」

「私がいるから、仕事がある」

と言うスタンスです。

全て、軸は自分で

始まりは自分から。

自分軸と他人軸。

よりよく人生を作っていくには、

自分の人生にいる「誰か」をより良くしよう。

とするのではありません。

それは他人軸と呼ばれる、

自己犠牲の精神です。

知人の話ですが、赤いセーターを着ると 

なぜか身体が疲れたり、嫌な出来事が起こるという女性がいたそうです。

そのセーターは手編みだったのですが

編んだ人は悲しみや辛さを抱えていたそうで、

泣きながらセーターを編んでいたと言います。

日本昔話の

“鶴の恩返し”の鶴のように

自分の羽をちぎって、ちぎって

身をか細くさせながら

反物を織るような行為…

そんな反物ならば要らないですよね。

「『他の人を良くしよう』ではなく、

『自分を良くしよう』なのね」

というわけでもありません。

“自分の為に”も、違います。

“自分の為に良くなろう”は

「自分だけ」が良くなろうと

いう発想なので、注意してください。

“自他共に良くなろう”という

スタンスが大切です。

「他の人のために～しよう」

と良く聞きますが、それは

“自分の利益ばかり”に生きていた人が

他の人のことも思って…という意味を

伝えたかったのかもしれません。

元々“誰かに尽くそう”としている

善人がそれを聞くと、

自己犠牲になりやすいです。

自分が幸せで、

自己成長する事で、

自分の周りにいる人達に良い影響を与え、

さらに周りの人達にも良い影響を与え、変化していく。

その、始まりの場所は

“自分”にしてみてください。

なぜなら

あなたが存在してる理由は

“あなた”だから。

あなたが消えてしまったら

この世の全ては無いのと一緒です。

全ては「自分が始まり」なのをお忘れなく！