私の起業ストーリー

最近、知り合った人にこんなことを言われます。

「ユカさんは、素晴らしい親御さんに育てられたように思えます」

「素敵な子育てをしていそう」

「いいお母さん、旦那さんにも愛されてそう」

それを聞くと、どうも自分が『いい人』に見られ過ぎているような、

偏った印象を持たれてしまっているような感じがします。

私は見た目はいいかもしれませんが(笑)
常識人ではないし、苦労も多い方だと思います。

 

あなたにも、もっと私のことを知って欲しいので
今回は私が初めて起業するまでのことを
赤裸々に書いていきたいと思います。

 

私のもう一つの顔

私が起業したきっかけは、夫から「離婚して欲しい」といわれたからです。

息子のハーフバースデーのことでした。

 

15年の付き合いのある夫からの
突然の告白です。

長くなるので詳しくはここでは書きませんが
告白の1週間後には別居になり、3ヶ月後には離婚調停も体験しました。

その出来事は産後、気分が沈みがちだった私に追い打ちをかけました。

『なんで辛いことばかり起こるんだろう』

子供もひどいアトピー。
あやしてるのに何時間も泣き止みもしません。

ジュクジュクで膿と血が出る顔を見るたび
『至らない母でごめんね』と泣く日々です。

寝不足も重なり、寂しさと不安で胸が締め付けられ
将来に絶望しました。

もう生きていてもいい事はないと、
バスルームの天井にベルトをかけたこともあります。

少し離れたリビングで寝返りした息子が泣きました。

首にベルトをして私も泣きました。

息子を見捨てる非情さも、自殺する勇気も
私にはありませんでした。

『どうしようもない』と思ったその時

ふと、夫から言われた言葉を思い出しました。

「死ぬ気でやれば何でもできる」

言われた当時は励ましより
同情や愛情が欲しかったので、

 

苛立ちさえ感じていた言葉でしたが、
当時はその選択肢しかないと思いました。

「一年間だけ、やれるだけやって生きてみよう」

と決めました。

 

夫が別れたいのなら別れた方がいいのかとも考えましたが、

私は小さな子供を抱えてこれから何十年と
一人で働きづめで生活してくことを想像していたので
そんな人生は絶対に嫌だと思いました。

家も、お金も、愛情も、すべて無くなるのが怖かったのです。

ただただ、普通の幸せな家庭を味わいたかったのです。

同世代の家庭のように子育てしたかった。

不安から解放されたかったのです。

 

そこで私は、インターネットで離婚を回避する方法を調べました。
そして『離婚カウンセラー』の存在を知り電話をしました。

何度か相談をしているうちに、私の心の傷を癒す事が
夫との離婚を回避する最善の方法だと指摘されました。

その時初めて『潜在意識』という言葉を聞いたのです。

 

それまでの自分は、目に見えないものは

『無い』としていました。

意識は物質として見えないものなので

形のない『潜在意識』の意味がわかりません。

インターネットで潜在意識の事を調べていると、
「引き寄せの法則」というキャチコピーが目に飛び込んできました。

『あ や し いーーー!!!!』

私には自己啓発の本を読む習慣や
心理学や脳科学の知識なんてカケラもありませんでしたし

宗教やスピリチュアルをしている人はみんなダサい服を着ているし(笑)

見た目で判断するタイプなので
本屋の自己啓発コーナーなんて
胡散臭くて近寄りたくもありませんでした。

 

でも、離婚したくないという思いが勝りました。

藁にもすがる思いでした。


『かっこ悪くてもいいや』

引き寄せの法則を信じ、潜在意識についても学び始めました。

 

1ヶ月すると、夫から別居をやめると連絡がありました。

この頃毎日やっていたのは『感謝ノートを書く』という事です。

寝る前に日記帳に起こった出来事に感謝してます、と書き、
夢が叶った状況を想像して叶った時の感覚を味わいました。

 

“叶えたい事を紙に書いて手に入れたと思って生活し、
いろんな事に感謝すると、願望が引き寄せられる…”

 

そんな夢のような『引き寄せの法則』が本当にあるんだと、
私は舞い上がりました。

 

「別居解消できれば、自分の変化や誠意も見せられるし、
夫も父親としての責任感が湧くかもしれない」

何より私が欲しくてたまらなかった
幸せな家庭が手に入るかもしれないと思いました。

夫が帰ってくる日を待ちました。
仲がいい夫婦を研究し、再出発していく為の準備をしました。

子供が寝たら、また心理の勉強をして、
本やネットで調べて知った事はノートに書き出しました。

料理の腕も外見も磨きました。

しかし、

家に帰ると言われた1週間後、
夫から離婚調停の申し立て書が届きました。

ノートに書いた
家族3人で動物園に行くという儚い夢が音を立てて崩れていきました。

 

やはり願いを引き寄せるなんて
嘘なのかと思いました。

しかしそれでも自分の意識を変えることを続けました。

単純に、解らない事を知るのが
楽しくなっていったからです。

 

今まで知らなかった世界観を生きている人の存在を知り

『仕事も家庭も、依存した生き方をやめよう』

と思うようになりました。

 

そして起業しようという選択肢を選んだのです。

 

その60日後、夢が叶いました。

 

別居解消になったのです。

 

 

きっかけは偶然街で夫と遭遇できたからです。

夫は私のことを避けるように過ごしていましたから、
私も夫も唖然としてました。

しかも普段なら行かないお店で、
吸い込まれるように入ったら夫に出逢いました。

 

まさに“引き寄せた”という言葉がぴったりでした。

 

 

 

夫に会った時はなんだか
現実ではないような場面で

 

この広い地球の中で、

あの場所で、あの時間に行かなかったら
その出会いがなかった事を考えてみると

今の私には考えられない「何か」があるのかもしれないと
思うようにもなりました。

 

今までは目に見えることばかり信じていたけれど
目に見えない物事も信じてみようと思いました。

その後は量子物理学なども調べるようになり、
論理的に見えないエネルギーがあると解るようになりました。

 

この経緯をブログに書いたところ、3日後から
もっと詳しく知りたいとコメントをもらうようになりました。

 

どんな本を読んだのか?何をしたらうまくいくのか?

同じような悩みを持っていた人から相談され
悩みを聞いてあげると、とても感動してくれて
お金が送られてくることもありました。

口コミでシェアしてくださる人も現れ

 

そうして集客などせずに、ブログには人が集まり、

情報提供とアドバイザーとしての仕事が始まりました。

 

そういう活動をしていく中で、

今まで悩まされていた生き辛さや
心の苦しみからは解放されていきました。

人や物や名誉を手にするのが幸せで、
次々と欲しいもので溢れていた日々から
何かを得なくても、私幸せだなぁと
心が満たされるようになりました。

 

夫との関係も仲良くなり、一緒に動物園にも行けました。

 

その年の私の誕生日にはサプライズでお祝いもしてくれて
今では仕事の応援をしてくれる心強いサポーターです。

 

こんなに人生は変わるものだと、
思ってもみませんでした。

 

今はこの生活が当たり前になってきて、
夫に嫌われていた当時の気持ちを少しずつ忘れつつあるのを感じます。

 

でもあの頃の苦悩は、私の人生で絶対に忘れたくないものの一つです。

今も心を痛ませて暮らしている人はたくさんいます。
私も以前はそうだったので、その苦しさが分かります。

 

普通の家庭がほしい、自分に価値があると言ってほしい
そう思いながら、
自分を嫌いになったり、将来に悲観していたりしました。

 

だから私は人の辛い気持ちを理解できるようになったし、
人はいつも幸せであるべきだ、という考えを抱くようになりました。

 

私達の人生、一度しかありません。

 

心からの幸せも感じられず、
たくさん我慢しながら、年老いて死んでいく…

そんなのはあまりにも悲しすぎます。

私が伝えたいのは
苦しいことや我慢するのは普通ではなく、

幸せなのが普通で当たり前であるということです。

結婚しても、子供を産んでも、それで人生決まるわけじゃないし、

女性は年を重ねて磨かれ、美しくなると信じています。

 

自分の姿を通して、それを伝えたいのです。

 

この感動を少しでも多くの方に伝えたいと思い
こういった発信を続けていこうと思っています。

 

よくある綺麗事を並べただけのブログの内容ではなく
実体験や真理を元にした、純粋に役に立つ話をしていこうと思いますので
これからもどうぞよろしくお願いします^^

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