38億年の中の一人の自分。

ここでは自分とは、とても尊い生き物だということをお伝えしていきたいと思います。

なぜこんな事を書くのかというと、19歳の男の子から質問を受けたからです。
「どうしたら自己肯定感が高まるのでしょうか?
私を見ていて、自己愛や自己肯定感がしっかりしているように見えたそうです。

数年前は「この世から消えたい!」といつも思っていたグズグズの私でした

そのような私が、自分の存在が尊いものだと腑に落ちて
大切に思えるようになった時に学んだ知識を分かち合いたいと思います。

38億年でたった一度の「あなた」

地球に生命が誕生してから約38億年経つと言われています。
38億年と聞いても、どれほどなのかピンとこない人もいると思います。

もしあなたが100歳の寿命だとすると、
3800万回、生死を繰り返していることになります。

この例えも 解りずらいかもしれません。(・・;)

  

  

とにかく、生命が生まれてから
とてつもなく長い時を経て、
私たちは今、ここに、こうして居ます

私はそれを考えると
自分がここにいることが「奇跡」のように思えてなりません。

今の日本人女性の平均寿命は87歳ほどですが、
38億年という長い歴史の中のたった87年ほどの時間が
「自分」として生きられる時間です。

自分の生まれる前にも、
自分の生まれた後にも、
「自分」という存在はもう現れないのです。

 

自分が87歳まで生きると想像してみました。
すると残りが50年ほどになります。

80歳を超えて7年間は足や体が自由に動かなくなるとすると
今のように動けるのは43年間

睡眠が8時間なので、1日の3分の1は寝ているとする。
すると自分の思うままに体を動かせる時間は43年間の3分の2。

「29年」ほどになります。

現在、私は36歳。29年と聞くとあっという間だと感じます

38億年の中、たった87年間だけ、唯一無二として存在している自分。
誰かに遠慮して生きるのは勿体無いですよね。

私はこの事実を見てみると、自然と自分の存在を尊く感じるようになりました。

他人の目やお金を気にして、やりたい事をやれないまま
「なんとなく生きて、なんとなく死んでいく」
そうやってこの命を終わらせたくないという思いが沸き上がってきます。

大変な数の自己啓発本を読むよりも、その事実を知るだけで
自分の存在を尊重できて命を大切にしようと自ずと思うのではないでしょうか。

自分を大切にしようという思いを「作り出す」のではなく、
みんなの心から自然と沸き起こるようになるといいなと思います。


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